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TOM'S初となるワンツーフィニッシュを達成!スーパーGT第5戦「富士500マイル」結果

投稿日:2018年8月17日 更新日:

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スーパーGT第5戦「富士500マイル」が行われ、au TOM'S LE500(関口雄飛/中嶋一貴)が優勝。2位にKeePer TOM'S LC500が入りTOM'S初となるワンツーフィニッシュを達成! トヨタのホームグラウンドで華々しい結果を残した。

エンジントラブルによって予選に出走できなかったKEIHIN NSX-GT、公式練習の大クラッシュから夜を徹して修復されたZENT CERUMO LC500も無事グリッドにつき、GT500クラスは全15台で争われることとなったこのレース。気温31度、路面温度47度、湿度67%と週末一番の暑さの中で決勝スタート時刻を迎えた。

スタートでは、ポールポジションのMOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)がホールショット。フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rの高星明誠が続いた。このトップ2はセクター最速タイムを更新し合いながら後続を引き離していく。

クインタレッリが20周を終えて6秒までリードを広げる一方で、au TOM'S LC500関口が徐々に高星が迫っていく。22周を終える頃には完全にテール・トゥ・ノーズ。23周目のTGRコーナーでオーバーテイクを許した高星は、26周目にカルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹)にも先行を許してしまう。

25周を過ぎたあたりから、クインタレッリのペースが落ち始め、1周1秒近く後続との差が詰まっていく。関口に完全にテールに張り付かれたクインタレッリは、31周終了時点でピットへ。いっぽうau TOM’S LC500は36周を終えてピットイン。しかしピット作業が1分近くかかってしまった。全車がルーティーンを終えて、トップは再びMOTUL AUTECH GT-R(松田次生)。2番手にカルソニック IMPUL GT-R(ヤン・マーデンボロー)、3番手に#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)と、GT-R勢がトップ3を独占。

ピットアウト直後からペースの上がらない松田にマーデンボローが近づくが、なかなかオーバーテイクすることができず。1秒以内の接近戦が長く続いたが、55周目のコカコーラコーナーでついにオーバーテイクに成功しトップに。さらに松田は、オリベイラを交わした中嶋一貴に差を縮められ、64周目のTGRコーナーで逆転を許す

2回目のルーティンが始まったのは69周回目から。最初に動いたのはMOTUL AUTECH GT-R。翌周にトップのカルソニック IMPUL GT-R、73周終了時点でau TOM’S LC500が2度目のピットへ。しかしau TOM’S LC500にはまたしても右リヤタイヤの交換でタイムロス。フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(高星)の逆転を許してしまう。しかしピットアウトしてきたKeePer TOM'S LC500(キャシディ)に前を塞がれる形となった高星の隙を見逃さなかった関口がオーバーテイク。続いてキャシディもダンロップコーナーで料理し、関口が3番手に復帰した。

レース折り返しを過ぎた90周終了段階で、トップの#12 カルソニック IMPUL GT-Rは10秒ほどのリード。2番手のMOTUL AUTECH GT-Rと3番手のau TOM’S LC500は7秒差。この時点でポイントリーダーのDENSO KOBELCO SARD LC500は9番手、ランキング2位のRAYBRIG NSX-GTは黄旗無視があり、10秒のストップ&ゴーペナルティを受けたこともあって11番手と低迷。

レース後半に突入し、ペースが良いのは3番手のau TOM’S LC500(関口雄飛)。一時は14秒近くまで広がったMOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)との差を、みるみる縮めていった。そして98周目、TGRコーナーで華麗に料理し2番手に浮上。100周終了時点でMOTUL AUTECH GT-Rは3度目のピット作業を行い、松田次生にバトンタッチした。

5番手のフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rにも、後続のマシンが迫る。KEIHIN NSX-GT(塚越広大)がストレートで並びオーバーテイクを仕掛けたが、その背後にいた#8 ARTA NSX-GT(伊沢拓也)が最内にマシンをねじ込み、3ワイドに。結果、クロスラインで伊沢が先行し5番手。塚越が6番手となった。

トップのカルソニック IMPUL GT-Rと2番手のau TOM’S LC500のギャップは19秒ほど。カルソニック IMPUL GT-Rは107周目にピットインし、佐々木大樹からマーデンボローに交代。対するau TOM’S LC500は110周を終えたところでピット作業を終え中嶋一貴にステアリングを託したが、タイヤが温まる前に松田にパスされた。

またしても2番手争いでMOTUL AUTECH GT-Rとバトルすることになったau TOM’S LC500だが、117周目のレクサスコーナーでインに入った中嶋一貴がオーバーテイクに成功。さらにKeePer TOM'S LC500(平川亮)も松田に追いつくと、125周目のTGRコーナーで松田がオーバーランし、平川が苦もせず3番手に浮上。

すると126周を終えた時点で、MOTUL AUTECH GT-Rがピットインしタイヤを交換。残りは51周という最後まで走り切るには早すぎるタイミングでのピットインなってしまい、ピット作業が他車と比べて1回分増えてしまう計算となった。

一方トップのマーデンボローはau TOM’S LC500に対し27秒のリードを築く。142周を終えたところで最後のピット作業を実施し、ラストスティントを佐々木に託した。その他のマシンも続々と4回目のピット作業を行っていき、暫定トップを走っていたau TOM’S LC500は148周終了時点でピットへ入った。

その直後、ダンロップコーナーを立ち上がったカルソニック IMPUL GT-Rがまさかのスローダウンに見舞われた。佐々木は車内で様々なスイッチの設定変更による症状改善を試み、ピットに入らずメインストレートを通過した。しかしペースは完全に落ち、au TOM’S LC500が前でコースに復帰しトップから陥落。その後もペースは戻らず、カルソニック IMPUL GT-Rは頭からガレージイン。原因はインタークーラーのホースが抜け。すぐに修復し、数周後にはレースに復帰することができたものの、14番手までポジションダウン。

これで、トップはau TOM’S LC500。2番手のKeePer TOM'S LC500は6秒差、KEIHIN NSX-GTが3番手となった。優勝が見えたKeePer TOM'S LC500のニック・キャシディがプッシュ、関口もこれを見てペースをあげるが残り8周のタイミングでその差は1秒以内。しかし関口は付け入る隙を与えず、結局そのままトップでチェッカー。関口はチーム移籍後初優勝、中嶋は2017年の第3戦オートポリス以来の優勝となった。

KeePer TOM'S LC500が2位に入ったことで、チーム・トムスにとっては初のワンツーフィニッシュを達成。これで1号車はポイントリーダーに浮上し、7ポイント差のランキング2位タイには36号車がつけた。3位はKEIHIN NSX-GT。予選直前に発生したトラブルにより14番手からスタートしたものの、レース後半から終盤にかけて追い上げて表彰台を手にした。

予選で圧倒的な速さを見せた日産陣営は、フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rの6位が最上位というまさかの結果に。終始ペースに苦しんだポールポジションのMOTUL AUTECH GT-Rは結局9位でチェッカー。公式練習での大クラッシュから復活を遂げたZENT CERUMO LC500は8位入賞した。

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