スーパーフォーミュラ

TEAM MUGEN山本尚貴が2018年SFシリーズチャンピオン獲得!

投稿日:2018年10月28日 更新日:

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10月28日(日)、三重県鈴鹿サーキットにて全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦の決勝が行われ、TEAM MUGENの山本尚貴が見事優勝。2013年以来となる2度目のシリーズチャンピオンを獲得した。

SF14ラストバトル

SF14を使用する最後のレースでもあるこの大会。鈴鹿の空は、見事な秋晴れがSF14のマシン達を照らし出していた。

ポールポジションは開幕戦の鈴鹿同様、山本が獲得。フロントロウには、チャンピオン候補ニック・キャシディ(KONDO RACING)のチームメイト、山下が並び、予選3番手には中嶋一貴(VANTELN TEAM TOM’S)。キャシディは予選4番手からのスタートとなった。

スタート時点でのタイヤは、山本から中島までがソフト、キャシディがミディアムを選択。

スタートしてホールショットを奪ったのは、PPの山本。2番手グリッドの山下も、まずまずの動き出しを見せたが、1コーナーでは、その山下に3番手グリッドの中島一貴が並びかける。しかし、山下は一歩も引かず、ポジションを死守。キャシディは4番手を守ったまま1コーナーへ入っていく。

オープニングラップから、キャシディの背後に迫ったのは、ソフトタイヤを選択した塚越(Real Racing)。塚越は、2周目の1コーナーでアウトからキャシディをパスし、4番手に浮上。
トップの山本は、1分42秒台のタイムを連発して、後続を引き離す。5周を終えたところで、2番手の山下に対して3秒188、キャシディに対しては8秒539。


6周を終えたところでは早くもピットで動きが出始める。まずはディルマン。その翌周には、ミディアムスタートながら野尻が早めのピットイン。さらに、8周を終えたところでは、やはりミディアムの可夢偉と大嶋、9周を終えたところではソフトの石浦がピットイン。いずれもタイヤ交換と給油を終えて、コースへと戻った。上位陣では、4番手を走っていた塚越が12周を終えた所で、また3番手を走っていた一貴が14周を終えた所でピットイン。

10周を超えると、トップの山本のタイムが少しずつ落ち始める。逆にミディアムのキャシディはじわじわとタイムアップ。15周目あたりからは、2人のタイムがほぼ拮抗することとなった。先に動いたのはKONDO RACING。2番手の山下が、18周を終えた所でピットイン。タイヤをミディアムに交換し、給油してコースへ復帰。これとほぼ同時に、トップの山本が19周目を終えた所でピットイン。山本はキャシディに対して、15秒375というマージンを稼いでのピットだ。


山本がピットに入った後、キャシディは引き続きミディアムタイヤでの好タイムを連発。1分43秒真ん中から前半のラップを刻んだ。対する山本も、タイヤ交換直後はキャシディを上回るペースだったが、25周を過ぎたあたりからブレーキに問題を抱えていたということで、逆にキャシディよりも遅いペースとなってしまった。
キャシディがピットに入ったのは29週目。その時点で、すでにピットインした山本との差は約33秒。ピット作業を終えてコースに戻った時には、山本の後ろ、山下の前。キャシディはソフトタイヤの温まりの良さを生かし、アウトラップで猛プッシュ。1周を終えて戻ってくると、山本との差は7秒579。31周を終えた所で6秒426、32周を終えた所で5秒271と、1周1秒余り縮まっていく。しかし35周目に、キャシディがスピンしかけてしまい1秒以上ロス。3秒543まで縮まっていた山本の差は、35周を終えた所では4秒822まで開くことに。しかし、その後もキャシディはプッシュし続けていく。

チェッカーまで残り2周。ついに、山本とキャシディの差が1秒231まで縮まると、山本はバックストレートでオーバーテイクシステムを稼働。しかし、シケインでずっと不安を抱えていたブレーキがロックしてしまう。その結果、ファイナルラップに入った所で、2台の差はコンマ835秒まで縮まることに。山本は残っていたオーバーテイクシステムを連発し、最後の1周に逃げを打った。そのまま、43周のレースを走り切り、トップチェッカーを受けた。キャシディはわずかに届かず2位。これに山下が続いた。


その結果、山本は今回の最終戦でポールポジションの1ポイントを含めて合計38ポイントとなり、シリーズチャンピオンタイトルを獲得。キャシディは1ポイント差でランキング2位に終わった。

真のフォーミュラカーレースの姿をみなさんに見せることができた

優勝した山本は「チャンピオンを獲ることができて素直にうれしく思います。この日のため、この結果のためにホンダはじめチームのみなさん、エンジニアの阿部(和也)さん、メカニック、スタッフすべてのみなさんがこの結果を獲得すべく力を合わせて頑張ってくれたので、その努力に報いるためにもいい走りができたと思いますし、みんなに感謝したいと思います。
 また、ライバルであり、チャンピオン争いをしていたニック(・キャシディ)選手とトップ争いを演じたわけですが、最後は前に出た者がチャンピオンになるという構図は、正直描いてはいませんでした。最終ラップまで熾烈な争いをして、速いものがチャンピオンになるという真のフォーミュラカーレースの姿をみなさんに見せることができたかなと思います。ニックがいたから、僕もああいう走りができたと思うし、石浦選手もそうですが、レベルの高い選手と一緒に戦うことができたからこそ盛り上がるレースにもなったと思います。応援してくださったすべてのみなさんに感謝したいと思います。」と謝辞を述べた。

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