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川畑復活!D1グランプリシリーズ2年ぶりの勝利を新型R35で飾る

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2017D1グランプリ第3戦「TSUKUBA DRIFT」の追走トーナメント決勝が、6月25日(日)筑波サーキットで行われ、川畑真人が2015年の筑波戦以来2年ぶりとなる表彰台の頂点に立った。

後追いでアドバンテージが取りにくい

D1グランプリの追走トーナメントでは、対戦する2台が先行と後追いを順番に入れ替えて行なわれる。バトル中、先行は自分のベストの走りを、後追いは先行の車両に合わせたドリフトをすることが求められる。後追いが先行と同等かそれ以上の角度をつけて、相手のインに入った状態でドリフトを続けられれば勝ち。また、先行が後追いを引き離したり、よりドリフトの角度が深かったり、ドリフトの距離が長ければ先行にポイントが与えられる。そのため後追いの方が有利に進むことが多い。 しかし、今回の筑波順走コースは違った。まずスタートの最終コーナーからメインストレートに設けた2箇所の障害物を抜け1コーナーまで、近接ドリフト状態のまま抜ける必要があるのだが、距離が長いためパワーの足りない車では、接近そのものができないのだ。それでも無理に寄せようとすると1コーナーでミスを誘発し、その後の区間で相手に近づくことができないのだ。この場合、パワーのある車が有利と思われたが、今度はローパワー車が先行した際、走行ラインとリズムが大きくが異なるためだ。

まず単走1位の日比野が、このトラップにひっかかった。日比野が先行の時はパワーにものを言わせ、対戦相手で86(ZN6)を駆る林和樹を大きく引き離しアドバンテージを獲得したのだが、後追いの時に第1ヘアピンの進入でラインがイン寄りになり、接触回避で大戻りして減点。日比野が、まさかの初戦敗退で姿を消した。 このトラップは林に有利に働く。ベスト8の寺町邦彦(S15)とのバトルでは、林が先行の1本目、近い距離で寺町がついていくものの、第1ヘアピンで林が流されつつ失速したのに合わせ切れずハーフスピンし減点。林は久々となるベスト4へと進出する。

いっぽうでやはり追走はハイパワー車が強いことも見せつけられる。まず1000馬力のGT-Rを駆る末永正雄は、ランキング2位の藤野に対して、後追いからもきっちりドリフトを合わせて勝利。末永のチームメイトである川畑もD1グランプリ最多優勝を誇る今村陽一を下してベスト4へと勝ち上がる。

斎藤大悟も内海、平島に対して、先行でぶっちぎり、後追いでビタビタのドリフトをみせてベスト4へと進出してきた。 ベスト4の1回戦は林vs齋藤。ここは斎藤がS字で異次元の切り返しをみせて勝利。

GT-R同士のチームメイトバトルに会場大興奮

そしてベスト4の2回戦は川畑真人と末永正雄によるチームメイトバトル。どちらもGT-R同士ということで会場の盛り上がりは最高潮。チーム監督からのオーダーは「好きにやれ」という遠慮なしのバトル。まず末永(正)が後追いでアドバンテージをとったものの、先行となった2本目に1コーナーで飛び出してしまい、新型GT-Rを駆る川畑が勝利した。川畑は「ここで負けたら何のための新型を作ったのかと言われてしまう」と一安心した様子。

決勝は齋藤vs川畑の対決。一年前、筑波で川畑は斎藤との戦いでコーナーを曲がりきれずにコースアウトしてクラッシュ。「また一から出直してきます」と悔し涙をながした。川畑はその時の雪辱を晴らすかのような走りをみせる。いっぽうの斎藤は、エンジンがNAであるための中間トルクの細さが露呈する。1本目は後追いの川畑が斎藤に対して寄せてアドバンテージ。斎藤後追いの2本目は、川畑のインに入ることができず、川畑が2年ぶりの優勝を飾った。

優勝した川畑は「ニューマシンは昨年の中頃から考え、その結果を今回出すことができた。次の大阪は地元なので、この勢いを続けていきたい」と喜びを語った。いっぽうの斎藤は「予選の時から感触はよくて、決勝まで行ける気はしていて、その際の対戦相手はどちらかのGT-Rだと思っていた。今日はコースとマシンのマッチングやセッティングなどで勝つことはできなかったけれど、感触は得た」と淡々と語った。

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