TOYOTAは、新たな教習車「トヨタ教習車」を開発、全国のトヨペット店を通じて2月1日に発売開始した。
「トヨタ教習車」は、教習生に配慮した設計がなされているのが特徴。フロントピラーの形状を細くすることによって、ワイドで良好な運転視界を実現したほか、位置感覚の目安となるセンターマークをインストルメントパネルの中央に配置するとともに、体格に合わせたドライビングポジションの設定を可能にすることで、正しい運転姿勢での安全教習に貢献。
また、指導員が教習生の運転を確認するための指導員用インジケーターランプ(サイドターン&ブレーキ)のほか、後方視界を確保する指導員用ドアミラーなどを標準装備することで、教習車としての機能を向上させた。
エンジンは1NZ-FE(1.5L)で、トランスミッションは5速マニュアルとCVTの2種類を用意。前輪駆動で価格はマニュアルが187万5960円、CVTが194万2920円。色はスーパーホワイトⅡ、シルバーメタリック、ブラックマイカ、アバンギャルドブロンズメタリックの4色を設定し、年間850台の生産を予定している。