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D1筑波の単走決勝で日比野のS2000が満点超えのデビューウィン

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6月25日(日)、筑波サーキットにて2017年D1グランプリシリーズの第3戦「TSUKUBA DRIFT」の単走決勝が行われ、日比野哲也(GULF RACING ZESTINO TIRE)が話題のニューマシンS2000の初陣を飾った。

遂にベールを脱いだ日比野のニューマシン

2017年シーズンの開幕前から、日比野のS2000は斎藤のコルベット、川畑の2017年型GT-Rと共に注目が集まっていた。D1参戦車両で唯一のホンダ車であること、軽量な車体にフロントミッドシップという重量バランスに優れたレイアウト。その心臓部には、ホンダの至宝VTECではなく、トヨタ・スープラ用の直列6気筒ターボンジン2JZを移植するという離れ業を実施。

もともと3000ccであった排気量は、3400ccまでボアアップ。そしてギャレット社製の最新ターボチャージャーへの換装により、1000馬力を発生するという。

しかし4月に行われた開幕戦と第2戦には間に合わず、昨年同様スープラで参戦。開幕戦は単走9位追走11位、第2戦は単走3位、追走10位という結果に終わった。そして2ヶ月後の今回がお披露目の場となった。 日比野は練習走行からキレのある走りを連発。前日に行われた予選1回目では97点台を出すと、2回目では1コーナーの出口でコースアウトするなどの限界を見定めながら、マシンの感触を掴んでいく。決勝日の朝は雨が降っていたものの、練習走行の時間には上がり路面は次第に乾いていく。日比野は徐々にスピードを上げながら進入角度を確かめる。

こうして始まった単走決勝。まずはFD3Sを駆る松井有紀夫がメインストレートで点数を稼ぎ99.54の高得点を叩き出す。そして日比野登場。後半のS字でキレのある振り返しと他の選手とは明らかに異なるラインと大きな角度をつけて第1ヘアピンに進入。派手にタイヤスモークを上げてコーナーを駆け抜けた。

出てきた点数は満点を超える100.15点。この走りに解説の谷口信輝も「一般的にS2000は挙動がピーキーでコントロールが難しい車なんですよ。日比野だからできるんです。S字の切り返しなんてまさにそれ。普通の人がこのマシンに乗ったらどこに行くかわかりませんよ」と、思わず驚きの声を上げた。

高得点を叩き出すニューマシン達

第2戦では屈辱の予選落ちに終わった斎藤大悟もS字で異次元の切り返しと角度の大きさをみせるものの、予選同様の中間トルク不足からか最終コーナーで角度をつけることができず99.01点。5位で終わる。

予選トップ通過の末永正雄は、パワーに余裕のあるGT-Rをぞんぶんに振り回し、スピードと角度と勢いのある走りで高得点を取るものの99.61と日比野に及ばず。

チームメイトの川畑はレベルの高い走りでファンを魅了。しかし日比野に比べて大人しい走りと判断され100点には届かず。その瞬間、日比野の単走優勝が決まった。

念願の「やりたいことができるマシン」

日比野は「車ができたのが1周間前で、まずは壊さないことに注意しました。ですので、セッティングも攻めたものではなく、乗りやすい方向で調整しました。走る前は、もちろん単走優勝を狙うのですが、それでも100点以上が出た時は本当に驚きましたし、嬉しかったですね。」と素直に喜んだ。そしてニューマシンのことについて日比野は「過去2年間、借り物のマシンで参戦していて、やりたいことができなかった。今年は自分のマシンということで、やりたいことができる。まだ治さなければいけないところとか、詰めるべきところはあるけれど、調整してもっと戦闘力を上げていきたい」と今後の抱負を述べた。

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