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トヨタWRC報告会でマキネンが宣言「来年はタイトルを狙う!」

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TOYOTA GAZOO Racingは、11月23日(祝)、トヨタ自動車東京本社にて「TOYOTA GAZOO Racing WRC 2017年シーズン報告会」を行い、チーム代表のトミ・マキネン氏をはじめ、ヤリ・マティ・ラトバラらドライバー陣が集結、今年の成果について話をした。

マキネン・ファミリーは終始笑顔

1999年以来、18年ぶりにWRC(世界ラリー選手権)に復活参戦したトヨタ。初年度は優勝2回など、WRCへの復帰を印象付けるに十分な活躍を魅せつけた。

報告会は終始笑顔が絶えない、まさにTGRチームの雰囲気そのものといったもの。特に来シーズンから加入するオット・タナックとマルティン・ヤルヴェオヤがサプライズゲストとして登場した際、タナックが2015年の第3戦メキシコでの湖に転落し脱出した「タイタナック事件」にひっかけ、加入記念としてTGRのロゴの入ったゴーグルとシュノーケルを渡されるという一幕も。

受け取ったタナックは「優勝チームが海に入ることが恒例となっているサルニディアラリーで優勝して使いたいです」と笑顔で語るも、マキネンから「彼を暖かく迎えたいと思います。そして別のチームにいたことで、新しいことを私達に教えて欲しいと思いますし、タイトル争いに絡んで欲しいと思います。そして彼がシュノーケルをつける前に海に落としてやりたいと思います」と笑顔で歓迎していた。

丸山茂樹/トヨタ自動車 GAZOO Racing カンパニー プレジデント

「我々のWRC参戦は、3年前にトミー・マキネン氏と豊田章男社長との出会いから始まりました。その後、豊田はスウェーデンにあるトミー・マキネン氏のファクトリーを訪問。彼が作った車に乗って、ラリーが車を育てることを確信し、2015年1月に参戦を宣言しました。ですが、その時は車の設計図どころか、拠点も人員も、体制すらも何も決まっておりませんでした。それからマキネン氏と体制を決め、車を作り、走らせては壊し、マキネン氏の容赦無いやり直し要求に耐えながら、一心同体となって車を作り上げて挑みました。」

「多くの方から『今年の目標は』という問いに対して私は『1メートルでも長く走る、学びの年である』だと言い続けました。ですが予想以上の活躍をみせ、フィンフランドでは1位と3位を獲得するなど、活躍をすることができました。コンストラクターズ代表として私はその時、表彰台に立ち、君が代が流れた時、目から熱いものがこみ上げたのと同時に『ようやくWRCのメンバーに入ることができた』ことを実感しました。」

「年明けにはモンテカルロ・ラリーが始まります。来シーズンは、今シーズンのドライバーズランキング3位の選手であるタナック選手が加入して3台体制となります。我々の目標は、総合争いへの挑戦ですが、もちろん学びも忘れてはいません。ラリーは13戦20ステージ、全てが車両開発の場で、その成果はGRシリーズの車両に活かされはじめています。ラリーを愛し、トヨタを愛してくれる人が世界中にいることを嬉しく思うと同時に、その皆様のためにも、来年は飛躍の年として恩返ししていきたいと思います。」

トミ・マキネン/チーム代表

「今シーズンはタフな一年でした。シーズンを通して、たくさんのデータを得て、スウェーデン、そして本拠地であるフィンランドで勝つことができた。ここにいるみんなが笑顔なので、今年の結果はオーライだったと思います。」

「今年は本当に長い1年でしたが、そこで得られたデータは計り知れないものがあります。今は来年1月に行われるモンテカルロラリーの準備をしていますが、今年のデータが活きて、競争力があると思っています。今年はわからないことが多すぎましたけれど、来年は違います。来年はコンスタントに結果が残せることが目標、そしてコンストラクターズとドライバーの両タイトルを狙っていきたいです。」

「全般的にトヨタのラリーカーは強いと思っています。ヤリスはコンパクトでやりやすいパッケージ。トラブルは幾つかあったけれど、改善点は全力で直していく。なにより、こんなに多くのファンを初めとするサポートが受けられたことを嬉しく思います。」

ヤリ・マティ・ラトバラ/ドライバー

「まさか第二戦のフィンランドで勝つとは思わなかった。けれど、マシンの調子がよく自分が得意な高速ステージだったこともが幸いした。パワーステージは本当にエキサイティングだった。ちょっとナーバスだったけれど、監督から『お前行け。お前ならできる』と言われて、やり遂げることができた」

「チームメイトであるエサペッカ・ラッピは、WRCが今年で初めてにも関わらず、飛躍的な成長を遂げた。このような選手を見たことがない。」 「私が今年弱かった部分は、コンスタントに結果を出すことができなかったことだと感じています。来年はコンストラクターズとドライバータイトルを狙っていきたいと思います」

ミーカ・アンディラ/コ・ドライバー

「学びの年として、テストの1年だったと思う。走ったことのないタイプの土地であるメキシコで色々な問題が起きたけれど、その次の似たようなステージではトラブルはすべて解消したことは本当に驚きました。トヨタの改善力は、他のチームとは比べられないほどのレベルだと思います。」

エサペッカ・ラッピ/ドライバー

「まず、私の夢としてWRカーとしてフィンランドで勝つことが、こんなに早く訪れるとは思いませんでした。日曜日の最終ステージで左リアを壊れてナーバスになりましたけれど、やり遂げることができました。」 「チームメイトのラトラバは経験豊かで、それに伴うスピードがある。なにより彼は誰に対してもとても優しい。ユーモアもあり、素敵なチームメイトだと思っている。」

「来年はフィンランドがまた勝てるようにチャレンジしたいと思いますが、コンスタントに結果を出し続けることが重要だと思っています。」

ヤンネ・フェルム/コ・ドライバー

「シーズンを通して車が成長しつづけている実感はあった。やはりチームが一丸となっていることが強いと思いますし、エンジニアだけでなくシェフも一流の人で、来年もこの人達と一緒にできることを嬉しく思います」

オット・タナック/ドライバー

「私達が入ることで、さらに強いチームになれればと思います。そして勝ちに行き、チームに貢献したい。」

マルティン・ヤルヴィオヤ/コ・ドライバー

「トヨタファミリーに入れたことを光栄に思います」

WRカーからのフィードバックを受けたVitz GRMNを展示

会場にはWRC参戦車両のレプリカのほか、先日発売日が発表されたばかりの「Vitz GRMN」が展示。WRCで培ったサスペンションやボディ補強がなされた150台限定車両は、400万円というプライスと共に、発売前から既に話題沸騰だ。「 道が人を鍛え、クルマを鍛える。」「モータースポーツ活動は、もっといいクルマづくりのため」は、着実に実を結びつつある。

来年のWRC、ヤリス(Vitz)WRCの活躍はもちろんのこと、トヨタの新しいクルマづくりにも期待しよう!

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