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アライメント調整って何?実際に効果を試してみた

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自動車専門店に行くと目につくのが「アライメント調整」という言葉だ。足回りに何か変更を加えると、店員から必ずと言っていいほど「アライメント調整をした方がいい」と言われる。言われるがままにお願いしたいところなのだが、この工賃が高くて二の足を踏んでしまう。そもそもアライメント調整とは何なのだろうか。その効果を体験してみた。

気持ちよく走るためのアライメント調整

人の話を総合するに、アライメント調整を簡単にまとめると、サスペンションやアームなどの部品が、どのような角度で自動車に取り付けられ、タイヤがどういう状態で地面と接しているかの調整だという。車と地面が接するのはタイヤのみであるから、たしかに重要な調整だ。正しい状態でないと、ハンドルがブレる、まっすぐ走らない、曲がりにくい、曲がり過ぎる、加速が悪い、タイヤが偏摩耗するなどの症状が生じるそうだ。とはいえ、しょっちゅう調整する必要はなく、具体的には、車高を変更したり、ホイールのインチアップなどを行った際には実施した方が望ましいとのこと。目安としては車高を1cm変更したら、実施した方がよいそうだ。

車高調導入でアライメント実施

フロント側サスペンションの取り付け部

愛車S660のサスペンションをHKSの車高調(HIPERMAX Ⅳ GT)へと交換し車高を2cm下げた私は、当然ながら「アライメント調整」の対象となる。しかし、交換後に調整してしまっては、変化がアライメントによるものなのか、サスペンションによるものかイマイチよくわからない。そこで、今回はあえて「ある程度走ってから」調整をお願いすることにした。

サスペンション交換後、慣らし運転と称して約1000kmほど走行した。幾度となく高速道路に乗り、さらに峠道も走ったので、ある程度馴染んだことだろう。そこで点検を兼ねて、サスペンションの取り付けをお願いしたオートバックス246江田を訪問。

スーパーオートバックス246江田

サスペンション交換作業をお願いしたメカニックの金子氏にアライメント調整をお願いした。

クルマを台の上に載せ、ホイールにジグが取り付けられる。

ホイールに取り付けられた反射板

どうやら中央1カ所からジグに向けてレーザーを出し、その反射で角度を計測していくようだ。

専用台に乗ったS660

まずは現状確認をすると、前後ともにタイヤが逆ハの字に向いたガリまた状態。さらにやや左方向に傾いて進むというありさまであった。

これをモニターを見ながらアームの長さを変更したりすることで、正しい状態へと持っていく。金子氏と相談し、自分が高速道路を多く利用していることから、直進性を高める方向でのセッティングとなった。モニターを見ながら手早く調整していく。

モニターを見ながら調整していく

作業は約1時間30分ほどで終了し、調整料は1万5000円ほど。見た目は何も変わっていないのに工賃だけ支払うというのは、何とも不思議な気分だ。素人にはよくわからないのだが、オススメの調整が完了した。数字で見ると大きく変わっている。

 

キビキビ動く!疲労度も軽減

「言うて大した違いなどないだろう」などと思っていたのだがしかし、車を運転して違いを大きく知ることになる。無調整時と比べると、アライメント後の違いは確かに体感できるのだ。スムースな動きを感じ、ヤンチャな車が上質になったかのよう。それまで車の動きがぎこちなかったことを知る。高速道路に乗ると、その違いはより明確に。ドイツ製コンパクトカーのような乗り心地と、直進性の高さを実感する。過去に何度かS660で都内から鈴鹿までの日帰り往復約740㎞を走行し、今回も試してみたが、明らかに疲労度が軽減。特に帰り道がとても楽に感じた。アライメントの重要性を知ると共に、この変化はサスペンションを交換した以上かも、などと思ってしまった。

減衰力調整が大変……

HKSの車高調HIPERMAX Ⅳ GTに用意されている30段階の減衰力調整を試してみることにした。しかしこれが難儀で、構造上、車体の下側に潜り込んでの作業となる。フロント側はタイヤを動かせば作業できなくはないが、リアは場所が狭く、手が入らないのでは?と思うほど。

リアのドライブシャフト近くに設けられた減衰力調整機構。(赤く囲まれた部分)

いろいろと試して、ノーマルに比べて5段階ソフト方向にふった時が、街乗りにはしっくりきた。しかし気持ちロール量が多くなり、心なしかアンダーステア方向が強くなったようにも感じる。これは強化スタビライザーの導入か?などと、良からぬことを考えてしまう。別にレースをやっているわけではないので、そこはゆっくりと、落とし所を見つけていきたい。

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